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★★★★★

2024-04-15

好著『物語イタリアの歴史』の姉妹版。前著と同じ藤沢道郎氏が著者ということになっているが、ＮＨＫテレビ『イタリア語講座』に著者が連載したものを武谷なおみ氏が編集したものである。前著と同じく「人物史」という体裁を採っているが、執筆の経緯上、こちらのほうが平易な文体となっている。本書から始めて前著に至るもよし、前著でイタリア史の主要な流れを掴んで、本著を読むのもよし。やはり、歴史はその時代を生きた人物の物語であって「科学」ではない。なお、実質200ページのうち、武谷氏の解説が20ページも占めているのは、完全な蛇足である。

• ほりかほ
• 36歳
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2024-04-29

この用語集はかなり守備範囲が広くて良いです。知識がぐんぐん増える用語集です。

• しまこ0818
• 24歳
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2024-04-22

北京五輪やギョーザ事件などで、最近注目されることの多い中国ですが、この本は、主に共産党政権以後の歴史や内情について、大変わかりやすくかかれています。池上さんらしい、ひとつひとつ丁寧かつ納得のいく説明で、さすがに２年をかけた労作だけのことはあると感じました。アメリカ、中国ときたので、次はぜひ、ロシアを！

• ゆこ1223
• 32歳
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2024-04-27

なかなか分厚いのに、全部手書きでビックリ！やや読みにくい感じもありますが、イラストがあることで、古代エジプトの神様たちの話が理解しやすいです。先月エジプトに行って、興味を持ったので買ってみましたが、ちょっと興味があるけど、専門書って難しいし…という方にお勧めです。

• ゆうかいじゅう
• 40歳
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2024-04-08

平凡ではあったが、賢帝マルクス・アウレリウスの「愚息」コモデゥスが暗殺され、故マルクス・アウレリウス配下の武将たちが帝位を巡って帝国は内乱に突入。これを勝ち抜いたのはセヴェルスであったが、帝位についた彼は帝国のシビリアン・コントロールの終焉を宣言する。

• moony143
• 28歳
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2024-04-25

「五賢帝」＝「パックス・ロマーナ」ではない。五賢帝最後の人、マルクス・アウレリウスは賢帝ではあったが、筆者の指摘するように「終わりの始まり」の時代であった。平和を享受し、「帝王」たるべく教育されたマルクス・アウレリウスには、戦時に必要な軍団勤務・辺境勤務の経験が欠如していた。それを待っていたかのようにゲルマン民族の侵入が始まり、鉄壁を誇った「ライン・ドナウ防衛線」が破られる・・・。

• りんご姫0304
• 36歳
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